広島北ホテル【公式】

「ひとこえ15年」と申しましても、その道のりは決して短いものではありません。
日本の誇る青函トンネルが開通までに長き歳月と多くの人々の力を要したように、
この15年という年月には、数え切れぬ努力と支えが積み重なっております。

人の一生にたとえれば、この15年はまさに人生の基礎を築く大切な時期です。
産声をあげてから、七五三、幼稚園、小・中学校の入学や卒業を経て、高校進学や就職といった人生の最初の大きな岐路に立つまで――。
親御様にとっては、親子の絆を深め、日々喜びや試練を分かち合う、まさに濃密な時間だったことでしょう。

ここ広島北ホテルにとりましても、この15年は「学び」と「試練」の連続でした。
平成から令和への時代の移り変わり、世界を揺るがせたコロナ禍、そして加速するデジタル社会の波――。
そのすべてを身をもって経験しながら、北広島町の温泉宿として、お客様へ変わらぬ「おもてなし」の心をお届けし続けることができましたのも、
ひとえに投資家の皆様、地元町役場や企業の皆様、そして従業員を含む地域の方々の温かいご支援とお力添えのおかげでございます。
経営陣、支配人、そして従業員一同、これまでのご愛顧に心より感謝申し上げます。

この節目に問われる、
北ホテルの存在意義は？　北ホテルの目指す所はどこか？
我々が目指すもの、それは「時代の流れとともに進化していく温泉宿」

英語では「Disruptive」、日本語で言えば「温故知新」。
昭和、平成時代の固定概念「古き良き温泉宿」からのイメージ脱却を目指し、
新機軸・令和の温泉宿「楽しくなくちゃ、ホテルじゃない！」をキャッチフレーズとして掲げ、
これからも皆様に愛される宿であり続けられるよう、
今日これからの「15年」に向けて初心を忘れず歩み続けてまいります。